大塚国際美術館
ずっと行きたかったんですけどどうせ関東だろうと思ってたんです。
米津玄師さんが紅白で歌ってくださったことによって徳島にあることを知りました。
そして
「行けるじゃん」
と…
車で片道6-7時間は行けるって思っちゃうんですよねー
脳みそバグってるのかな…いや、そんなことは無い、と思いたい…
世間一般的にはどのくらいが車で行こうと思う距離なんでしょうか?
周りにわざわざ遠い美術館に行ってくれるような友人はいなかったので一人で行く予定だったんですけど
うどんを食べに行きたい友人が二人いたので三人で一泊二日の香川徳島旅行になりました。有難い。
一日目は三人でうどんやさんに。
『長田 in 香の香』さん。
4.5玉分入っているたらいうどん(だったはず)
女性三人でもぺろりといけちゃいました。
『うどん本陣 山田屋 讃岐本店』さん。
お店の雰囲気が最高。
たくさんの薬味でいろんな味が楽しめました。
かき揚げもやや口の中が痛いくらいさくさくで美味しかったです(笑)
二日目は私だけ別行動で念願の大塚国際美術館へ。
原寸大の陶板に複製された絵画や壁画を展示している(多分)唯一の美術館。
「なんだ、レプリカか」
と思われるかもしれませんけど陶板って2000年くらい残るそうなので今後もし何かしらの災害や劣化で修繕が必要になった場合にこちらの複製が役立つみたいです。
最近ノートルダム大聖堂の火災もありましたしね。
またすでに見られなくなっている修繕前の絵画や無くなってしまった美術品が見れたり、世界各国の美術品がまとめて見ることが出来るのは凄いことですよね。
で、こちらの美術館に行きたいと思った経緯なんですけど
ダン・ブラウンの「ロバート・ラングドンシリーズ」が大好きなんです。
「ダ・ヴィンチ・コード」が映画化された時、父が小説を買ってくれて
(我が家は特別裕福ではないものの漫画以外は頼めば買ってもらえたんですよねー、有難かったです)
それから何度も何度も読み返しては教授と旅行(冒険?)している気分を味わってます。
本当かどうかは別にして娯楽として陰謀論とかの類が大好きです(笑)
今回訪れる前に読み返しておこうと思っていたのですが仕事とかでなかなか…
事前準備が出来ていない中でどのくらい楽しめるんだろうと緊張しながら長―いエスカレーターを登りました。
エスカレーター登って正面にホールの入口が見えるんですけど奥の壁画が少し見えてきます。
ここがあの米津さんが歌った場所…
『Lemon』のジャケ写のパネルなども置かれてました。
しかし天井が高い…
フレスコ画って漆喰を塗って渇く前に絵の具を乗せていて少しずつ計画的に描いていかないといけないらしく、
それを自分で足場作ってほぼ一人で4年で描き上げたミケランジェロの集中力と首はすごいですね。
一日パソコン仕事をすると首と肩が死んでしまう私では想像できません。
もっとたくさん本を読んだり映画を見ていたならこの感動を豊かな語彙力で表現出来たのでしょうか。
とにかく美しい青に心を奪われました。深く濃い青だけれど鮮やかでとにかく美しい。
完全に一目惚れです。
色味が可愛い。
場所が暗くて中々上手く撮れませんでした。
『最後の晩餐』は『ダ・ヴィンチ・コード』で出てきますね。
キリストの左側にいる人がマグダラのマリアで聖杯でって…
館内の説明には「ヨハネ」って書かれてましたね。
十二使徒のうちもっとも年少で、聖書では「イエスの愛しておられた者がみ胸近く席についていた」と記されている。中性的顔立ちと『ダ・ヴィンチ・コード』の影響からか女性と思われがちでマグダラのマリアではないかという説が浮上したが、それはこの作品を問わずレオナルドに良く見られる画風である。
年少で中性的な顔立ち…これはこれで、うん。
こちらは『システィーナ礼拝堂』で使われたフレスコという技法は使われず、テンペラという技法が使われていて劣化が早かったようです。
なんかダヴィンチがフレスコが嫌いだったとどこかで見たんですけどせっかちだったんですかね?(そんな馬鹿な…)
小さい!
噂には聞いてたけど本当に小さい!
こちらも『ダ・ヴィンチ・コード』の序盤で出てきますね。
人が多すぎて近くでは見れなかったんですけど不気味な笑みです。
フェルメールって人気ですよね。
美術館に来る前にツイッターで当時青い絵の具がラピスラズリが原料だったためとっても高価だったっていう豆知識を見ていたので本物ではないのにまじまじと見てしまいました。
(まあ彼は裕福だったから使えたみたいですけどね)
中学の美術の教科書に出てきたあの『落ち穂拾い』。
当時特に興味無かったのでテストのために頑張って覚えました(笑)
ムンクの『叫び』
有名ですねー。
失礼ながらこの絵しか知らなかったので他の絵を見て
「ちゃんと描けるじゃん!」
と思ってしまいました(失礼)
これアレやん…
アイナナ(スマホゲーム)のSakuraMessageのカード絵の元ネタじゃないかって考察されてた絵画だったような…
Sakura Message - i7 blog
もうブログは更新されていないようなんですけどね。
(めちゃめちゃ前向きな理由で安心してる)
このブログを書くに当たってオフィーリアをちゃんと調べたんですけど『ハムレット』という劇の登場人物なんですね。
ハムレット - Wikipedia
あらすじ面白かったから見てみたいな、すごい鬱展開っぽそうだけど…元気な時にしか見れないやつ。
絵だけ見ると「綺麗」や「可愛らしい」と思うんですけど実際のお話を聞くと悲しく感じてしまう。
不思議な絵画ですね。
この絵画の横にそれぞれの花言葉の意味が解説されてるのも面白いです。
ピカソですね。
この作品が作られた背景を全然知りませんでした。
当時の彼が受けた衝撃を感じました。
ゴッホの『ヒマワリ』が七枚一緒に見れるって凄いですよね!
しかも二枚目は日本(太平洋戦争)で焼失してしまっている幻の作品です。
この美術館の醍醐味ですね。
九州民にはお馴染みのリョーユーパンのCMに出てくる絵画です。
フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』もありましたね(忘れてた)
さらっと一周したところでお昼は完全に過ぎてしまっていて、お腹が空いちゃったので『カフェ フィンセント』さんへ。
館内には3つのカフェやレストランがあって便利です。
バジルソースが思いの外美味しくてパンにも付けちゃいましたけど大丈夫ですよね?
最近胃下垂やらなんやらで消化にいいものを選んで食べてたので久しぶりにがっつり食べれて嬉しい!
もともと揚げ物とかお肉が大好きなので…(笑)
数量限定だったアップルパイなんですけどもうないと思ってたら普通にショーケース⁽?⁾に並んでたので迷わず買いました。
りんごがゴロゴロ入ったアップルパイって最高に美味しー優勝出来るわね。
ここからはもう一度見ておきたい場所に行ったんですけどまあ迷いなく『スクロヴェー二礼拝堂』に行きますよね。
ここで1時間くらい写真撮ったり天井を見つめたり結構怪しい人してました。
そういえばここ挙式出来るらしいですよ。
美術館でウェディング|大塚国際美術館 - 四国 ・ 徳島県の美術館 観光施設 -
羨ましい…四国で旦那さん見付けたらワンチャンありますかね?
と、冗談はさておき閉館時間を2時間くらい勘違いしてしまっていた私は何の計画もなく美術館を後にしました。コンビニででも待とうと思って。
しかし何もない!
⁽周辺にお住まいの方申し訳ない⁾
取り敢えず友人が私の車で観光に行っていたので急遽お迎えに来てもらう電話をして降りるであろうインターに向かって歩きました。
グーグルマップで表示されたコンビニに行ったら閉まってるし…悲しい。
自分へのお土産⁽?⁾に買った本二冊が重い…なんでそんな重いの買ったん…。
まあ無事に合流出来たので良かったです。
この後香川で再度うどんを食べて高速を友人と交代で運転して帰宅しました。
今回は陸路だったけど次回はフェリーに乗ってもいいな。
以前8月か9月にナイトミュージアム的な夜回れる日があったらしいんですよね。
次回行くならそこに合わせたいと思ってて。
多分そのころであれば蓮も咲いてるかもしれないし。
んー楽しみ。でも今度こそ一人旅かな(笑)
また来るよ!四国!
道路が広くて運転しやすかったよ!四国!!
※後で加筆するかもしれません※