色々

なんでもつまみ食いする人の日記

ケーキの切れない非行少年たち

ブログ初めて一番初めのテーマがこれでいいのかなって言うくらい結構重めなはなしなのですが結論としてこれは

 

子供を産む前に読んでいて良かった

 

と思える本でした。

生むかはまだ未定なんですけどね。

(お相手探しからです…)

 

 

 

問題を起こしてしまう非行少年(こちらの本では男女に関係なく『少年』との表記でしたのでそのまま使用します)達の中には認知の歪みがある場合があり、通常人が「してはいけないこと」を理解出来ず繰り返してしまうそうです。

 

複雑な図形の模写や言葉の復唱が出来ない。

見る力や聞く力が低く勉強についていけなかったり、いじめの被害者になったり…

そうして加害者になってしまう少年たち。

  

現代ではIQ70未満の方を「障がい者」と定義するようですが1950年代まではIQ85未満の方まで含まれていたそうです。

・障害者認定
IQ70または75未満(以下)の人は知的障害があると認定され、また療育手帳の交付対象となる。50~69相当では心理的要因などの理由で、精神障害者保健福祉手帳3級(合併症は除く)の取得もできる。なお70以下の人は理論的には2.27%だが、そのうち知的障害者認定を受けているのは6人ないし7人に1人程度である。

出典元⇒知能指数 - Wikipedia

 ・軽度 F70
知能指数は50 - 69程度(7歳6か月以上11歳3か月未満)。理論上は知的障害者の8割あまりがこのカテゴリーに分類されるが、本人・周囲ともに障害の自認がないまま社会生活を営んでいるケースも多いため、認定数はこれより少なくなる。
公的支援
知能指数の分布から予測すると、IQ70以下の人は2.27%(認知症を含む)存在するはずなので、理論的には日本の知的障害者数は284万人になる。しかし、公的に知的障害者とされている人は推計41万人であり、実際に存在するはずの障害者数と比較すると6分の1ないし7分の1であり、著しく少ない。

出典元⇒知的障害 - Wikipedia

 

こちらの本では現代社会では取り残されてしまったIQ85未満70以上の方たちの生きづらさなどに焦点が当てられています。

最終章には一日5分で出来るトレーニングも紹介されていますよ。 

 

 

 

 

 

 

 

この本のことは読むだいぶ前から存在は知っていたのですが

「家庭環境」の話だと思ってました。

「ケーキを囲むことの無い家庭環境」だったのかと。

 それも一因としてはあると思います。

諸説あるそうですがIQは両親の学歴が関係している場合があるそうで両親もその子と同じく認知機能の歪みで勉強についていけなくなり進学せず就職した、なんてこともあるようです。

両親の理解が大事なのにその両親がそもそも認知機能に問題があればどうなってしまうか、想像に難くないと思います。

 

まず誰かが気付いてあげる。これが一番大事なんですね。

出来ればお医者さんに見ていただくのが一番いいでしょう。

まずは自分で調べてみるのもいいかもしれません。対処法はこの本にも書いてありますし、ネットを漁ればきっとたくさん出てくるでしょう。

でもそこまで自力で辿り着けない人が世の中に存在することを認識することが大事なんだと思います。

 

 

 

 

ところで「認知機能の歪み」というのは

・ただ目が合っただけなのに「睨まれた」などと言って暴力を振るう

・自分に対して言われているわけではないのに「批判された」と思い攻撃をする

といった怒りに発展し冷静な判断が出来なくなるそうです。

 

SNSにもよくいますよね、というか私もたまに「これ私に言われてるのかな」と思ってよくわからない自分語りを交えた反論を引用リツイートしそうになって我に返って辞めることがたまにあります。

この「我に返って」というのは「このコメントをすると周りに変な人だって思われるな」とかの先のことを考えての行動なんですけどこういったことが出来なくて犯罪を繰り返してしまうんですね。

 

「歳を取ると尖る人」っていますけどそれももしかして「認知機能の歪み」かもしれませんね。

そうなると決して他人事ではなくこれから先に出来るであろうまだ見ぬ家族や自分にも降りかかってくることかもしれません。

そうなる前にたくさんの繋がりを持てるようにしておきたいですね。

 

めちゃくちゃ苦手ですけども(笑)

 

 

 

 

 

こんなんで大丈夫なんでしょうか?

支離滅裂じゃない?

本を読むのは好きだった割に国語の成績は揮わなかったような人間が書いております。

今後の成長にご期待下さい!!!